Solanoの鉄旅駅旅ブログ

鉄道・列車の乗車記、駅巡りの旅など鉄道旅行記、
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乗り鉄・駅鉄のSolanoが、鉄道の旅についてあれこれ語ります。
日本全国、たまに海外に出没。

ヨーロッパに行ってきました(クロアチア、ドイツ、スイス)

2014年の長期旅行はヨーロッパに行ってきました。

去年のルワンダ+ドバイが、メインだったルワンダに鉄道が無かったため、極めて鉄分の薄い旅だったのですが、今回は、それを取り戻すかのように、鉄道の旅も満喫しました。

メインとなったのはクロアチアで、ちょこっとドイツとスイスも立ち寄りました。その時の様子をダイジェストでお届けします。

ドイツ鉄道ICE

 到着がJAL便でフランクフルト、フランクフルト空港駅からICEで更にハンブルグを目指します。ICEはドイツ鉄道が誇る高速列車で、登場から30年以上経ち、その間、私は何度もヨーロッパを旅しましたが、これが初乗車になります。

写真はICEの3型で、私が乗車したのは初代の1型でした。乗車前は食堂車に行こうとかICEでの過ごし方をあれこれ思い巡らせていたのですが、前日よく眠れなかった体での長距離フライトが体に応え、クダグダな体調のまま、ハンブルグまでの4時間を過ごしました。

CNLハンブルグ‐チューリヒ二階建車両

 ハンブルグからはドイツ国鉄の夜行列車・シティナイトライン(CNL)で一路チューリッヒへ。CNLは登場時から2階建て車両の個室寝台車が象徴的で、シャワー付きのデラックスルームは長い間乗りたいと願っていました。2008年1月のヨーロッパ行った時、アムステルダム-ミュンヘン間で乗るつもりで充当区間まで調べて指定券を取ったのですが、前年12月のダイヤ改正で車両が変ってしまい、乗り逃した苦い思い出があります。

シティナイトライン、デラックスルーム

 登場から約20年間、念願だったCNLのデラックスルーム。食堂車の縮小など、全体として気になる部分もありましたが、デラックスルームは素晴らしかったです。部屋のクオリティ的には北斗星やトワイライトエクスプレスの一人用個室・ロイヤルに引けを取らない程。いや、個人的にはこっちの方が好みかも…。まあ、その分料金も高いのですが。

チューリヒ中央駅駅舎

そしてチューリヒ中央駅に到着。古く重厚感のある駅舎はまさにヨーロッパのターミナル駅の風情。だけど主要駅としての役割も果たし、上手い事古い物を使っているのが印象的でした。

スイス国鉄、スターバックス車

 1時間程、駅舎の撮影を楽しみ、特急列車・インターシティ(IC)で首都のベルンへ。2階建て車両の食堂車には、日本でも見慣れたマークが…。

スイス国鉄、走るスターバックス

 何と走るスターバックス。スイス国鉄では今でもICなどに食堂車、ビストロ車が盛んに連結されているのですが、一部がスターバックス車両となっていて、もちろんスターバックスのメニューが提供されています。

スイス国鉄、食堂車

 ベルンからチューリッヒへの帰路は食堂車を利用。メニューは牛肉のチューリッヒ何とか…。本当はバーゼルでCNLを下車した方が効率のいい行程なのですが、CNLを始発から終点まで乗り通したいのと、食堂車を体験してくてこのような行程に(笑)

ザグレブへの夜行列車・ユーロナイト

 チューリッヒに到着し、約1時間30分後の8時40分頃に、国際夜行列車・ユーロナイト(EN)でザグレブへ。CNL、ENと2夜連続の夜行です。

クロアチア鉄道、個室寝台車

 利用したのは個室寝台車。このEN、ザグレブを越えてセルビアのベオグラード行きで、スイス、オーストリア、スロベニア、クロアチアを通り、ベオグラード到着は午後5時過ぎという超長距離列車。個室寝台車はクロアチア鉄道のもの。洗面台もあるなど、個室寝台として一通りの設備が整っていました。

ベオグラード行きEN、スロベニア区間の車両

 一夜明けENはスロベニア区間へ。アルプスの東端はスロベニアにあり、太陽の当たるアルプス「サニーアルプス」とも言われ、車窓には山村やのどかな自然が広がる眺めが続きます。ヨーロッパでは列車名こそ前面には出しませんが、このENにはアルペンパールという名前が付けられています。

ザグレブ中央駅駅舎

 そして今回の旅のメインとなるクロアチア、首都のターミナル駅・ザグレブ中央駅。こじんまりとしているものの、こちらも重厚な駅舎です。しかし、都市間の移動がバスが中心となっているため、やや寂れている感は否めません。

ザグレブ‐スプリット間のIC車内

 ザグレブで2泊した後、クロアチア第二の都市・スプリトへ。首都と第2の都市を結ぶ特急列車なのですが、6時間を要し、所要時間が短いバスの方が主流で、2両という短編成です。だけど最新の振り子式車両が導入され、車内もきれいでシートも悪くなく日本の特急車両に比べ大きく引けはとりません。

ザグレブ‐スリット間のIC、車窓

 朝の6時半にザグレブ中央駅を出て、暫く都市圏を走った後は、たまに停車駅の周辺に民家などが点在する集落が現われる以外は、延々と人里離れた山間区間が続きます。絶景区間なのですが、冗長で荒涼な顔を垣間見せる車窓風景は、まるで日本最北を目指す宗谷本線のようだと思いながら、時として眠りに落ちながら眺めていました。

IC、スプリト到着

 そして、定刻より45分ほど遅れ、7時間弱で終点のスプリト駅に到着。上屋一つ無い開放的過ぎるホームは、アドリア海に注ぐ日差しをその身いっぱいに浴びているように眩しく、ハンブルグやベルンの肌寒さとは全く違った暑さに体がクラクラする気分を感じました。


 今回、鉄道の旅はここで終わってしまいました。この後、残念さを含むニュアンスは不本意に終わってしまったからです。というのも、2日後スプリトからシベニクという街まで列車で行こう思っていたのですが、その日は何と日曜日で、乗り換え駅となる途中駅とシベニク間は運休!超ローカル線です。European Rail Timetableによれば、2往復ばかりは日曜でも運行されているらしいのですが、スプリト駅で聞いてみると運休と…。その2往復が運行されていたとしても到底使いやすい時間帯とは言えないので、運休と言われても不思議と違和感はありませんでした。まあ、時刻表で土日運休を見落とした自分の責任なのですが…。クロアチアのローカル線とその駅舎を楽しみにしていたのですが残念でした。でも、シベニクへはバスで行け、バスの車窓風景も素晴らしく、何のかんの言ってとても満足できました。


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