長良川鉄道・大矢駅訪問記Up!+ボツ画像
【駅と駅舎の旅写真館 - railwaystation.jp - 】
古く美しき駅舎に
「大矢駅 (長良川鉄道・越美南線)」を
新規掲載しました。
昨年2015年11月に長良川鉄道の駅巡りをした時に訪れた駅の1つです。ページはほぼ完成しながらも放置状態になっていたのを、改めて仕上げました。
長良川鉄道は約20年振りに訪問したのですが、いい木造駅舎や古い構内施設が多く残っているのが印象的でした。その中でもイチオシなのが、この大矢駅です。
大矢駅ボツ画像集
訪問記本編には惜しくも掲載とならなかった、大矢駅の画像をゆるっと綴っていきます。
駅舎と反対側の上りホームには、待合所の他に「通信機器室」なる小屋が…。こんな施設が駅にあるのは珍しいなと思いました。しかしよく考えれば、他のJRや旧国鉄の駅では、駅構内の片隅に何かの器機を収納したコンクリートの建物をあるのを、今までよく目にしていたような気がします。なので、木造で通信機器室残っているのはかなりレアなのではと思います。
駅舎車寄せの裏側。駅舎の外壁もですが、こちらも素晴らしい木の質感です。
駅の北側には側線ホームが残っていました。かつては貨物なんかを扱っていたのでしょう。現在でも、ローカル線の小駅では、廃れきった側線ホーム跡が残っている駅は多いですが、大矢駅のものは割りとしっかりしていて、レールも敷かれたままでした。
側線ホーム付近には古めかしい木造建築物も残っていました。この隣には、いくらか新し目のプレハブの建物2棟が建っていました。しかし今では人が出入している気配が全くありません。側線ホーム付近には、鉄道標識が打ち棄てられていたり、コンクリート枕木が無造作に積まれていたりしたので、保線基地として第3セクター転換後も使われていたのかもしれません。
そしてレールの反対側には古い木造の小屋が残っていました。今では廃虚同然でしたが。
大矢駅には木造の駅本屋だけでなく、このように側線跡や業務用の建物など、昔の駅施設がいくつも残っていて、まるで国鉄ローカル線小駅の見本を見ているかのようでした。
外観は古色蒼然としていますが、待合室内部は、近年、改修されたようで、古さがありながらもきれいでした。漆喰も真っ白!
窓口跡も右側に出札口が残っている以外は、さっぱりと取り除かれていました。この出札口、よく見ると隣のサッシ窓の窓口跡よりカウンターの位置が低くなっています。たぶん、元々は左側が出札口だったのを、更に以前の改修時に、右側の手小荷物窓口跡の方に移動したのでしょう。
駅舎ホーム側。南側の側面も改修の手が入っていて、他の古びた木の質感より新しく、黒く塗られていました。
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- 2016年07月06日