長崎県、佐賀県駅巡りの旅
先週、1泊2日で九州方面に旅行してきました。
駅巡りをメインにした旅で、今回はJR九州の長崎本線など主に長崎県、佐賀県方面を攻めてきました。九州への旅と言えば、思えば最低片道は「さくら」や「はやぶさ」と言った九州ブルートレインを使っていたのですが廃止されてしまい、九州に行く楽しみが半減した気分です。とは言え、色々と面白い駅を見る事ができ、とても充実した楽しい旅でした。
久保田駅(JR九州・長崎本線、唐津線)。最初、この駅で下車する予定は無かったのですが、車内からこの枯池を発見し、おおーっ!と思い途中下車。
小城駅(JR九州・唐津線)。やや大きめで、よく見ると積まれた岩に注水口があり、滝のように水が流れ注水するという、とても凝った仕掛けがありました。池沿いにベンチがあります。
山本駅(JR九州・唐津線、筑肥線)。
そして、伊万里まで行った後、有田に抜けようと松浦鉄道の列車に乗りました。列車が蔵宿駅に停車すると、何とここにも枯池がありました。蔵宿駅には木造駅舎が残っているのは知ってたのですが、今回はパスの予定でした。うわー降りたいと思っているところ、列車交換のため2分停車のアナウンスが。やった!と思いカメラ片手に列車から飛び出し、何とか撮影する事ができました。
放置されて久しいのか草木がぼうぼうでした。僅かの時間でじっくり観察している時間は無かったですが、この場合撮影できただけで幸運でした。いつかまたちゃんと下車して木造駅舎共々、じっくり見たいものです。
有田駅(JR九州・佐世保線、松浦鉄道)。乗換えでで30分以上の時間がありました。この駅に枯池は以前に見ていて、2回目の訪問になります。今回じっくり裏まで見てみると・・・
この池の由来を記したこんな記念碑がありました!掻い摘んで説明すると、東海道新幹線開通、東京オリンピック開催の1964年という華やかな年を記念して、炎天下の中、有田駅の全職員でこの池を造ったという内容です。碑文の隣には、駅員全員の名前が標された陶器のプレートがありました。残念ながら池は枯れています。それでも風でそよぐ緑豊かな一角を見るにつけ、華やかな年に心躍り自分たちも何かしたいという駅員さん達の気持が今でも伝わってくるかのようです。
早岐駅(JR九州・佐世保線、大村線)。相変わらず立派な西海橋でした。橋にイルミネーションの電球が絡められていました。夜に訪問しましたが、残念ながら灯りませんでした。
そして翌日、肥前七浦駅(JR九州・長崎本線)。ホームが駅舎より高い所にあり階段でつながっていますが、わざわざその高さに合わせホーム横に池が造られていました。そうまでしてこの池を造りたかったのかと驚きました。
・・・と、枯池と池の7連発でした(笑)
もちろん駅舎やローカル線の旅も楽しみました。相変わらず廃墟同然の肥前長野駅(筑肥線)駅舎、肥前七浦駅(長崎本線)の味わい深い木造駅舎、高架化事業が進行中で周辺を含め大きく変貌する折尾駅(鹿児島本線、筑豊本線)が特に印象深かったです。
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- 2010年06月06日