Solanoの鉄旅駅旅ブログ

鉄道・列車、駅巡りの旅など鉄道旅行記、
木造駅舎など訪れた駅、鉄道の気になる話題から駅にまつわる小ネタまで…。
乗り鉄・駅鉄のSolanoが、鉄道の旅についてあれこれ語ります。
日本全国、たまに海外に出没。

※現在、こちらから他ブログへの引越し作業中です。作業はゆっくりで
ご不便をお掛けしますが、記事を改善しつつ着実に進めていきます。
移転先『ある日、旅の空で…【新装版】

天竜浜名湖鉄道駅巡りの旅と天浜線フェスタ

 天竜浜名湖鉄道の駅めぐりの旅をしてきました!5年ほど前に訪れた事があるのですが、また訪れたいと思っていた所、5月21日と22日に天竜二俣駅に隣接する車両基地公開を中心としたイベント「天浜線フェスタ」が開催される事を知り、どうせならこの時にと思いました。

 天竜浜名湖鉄道の天竜浜名湖線…通称・天浜線と言えば、近年では古い木造駅舎や車両基地構内の現役扇形車庫(扇形庫)や転車台などと言った同社の古い設備が国の登録有形文化財となり、同社の観光資源として注目されています。

 前回は新所原側から回ったので、今回は掛川駅からスタートしました。

天浜線の木造駅舎巡り

天浜線、桜木駅駅舎。

 桜木駅。

姫乃駅こと原谷駅

 ドラマ、「WATER BOYS2」で姫乃駅として登場した原谷駅。植栽がきれいでした。地元の人々が駅事務室跡を借り受け多目的ルームとして整備して使っています。待合室には地元住人の切り絵、小学生の絵画やメッセージなどが壁いっぱいに展示され、地元の人々の愛着感じる温かみのある雰囲気でした。

 桜木駅、原谷駅も登録有形文化財の一つです。これはほんの序章で、他にも興味深く、時にジーンと来る印象深い物に出会いました。

 次に天竜浜名湖鉄道の中でも利用者が多く、有人駅となっている遠州森駅を訪れました。この駅の木造駅舎も登録有形文化財で雰囲気のある佇まいなのですが、印象的だったのが、古い木製ベンチが並ぶ待合室でした。

遠州森駅、待合室の木製ベンチ

 それらを囲うように、古い造り付けの長い木製ベンチがあるのが圧巻と言える程のレトロさが迫ってくるかのようでした。窓口は多少改装されていますが、駅員さんがいて、列車の時間が近づけば乗客がやってきて使い込まれた木のベンチに座って列車を待つ風景を見ていると、何十年も前の昔懐かしい駅の営みの中に身を投じているかのようで、癒されるような心地がしました。

(※関連ページ: 駅と駅舎の旅写真館・遠州森駅訪問記)

遠江一ノ宮駅駅舎

 遠江一ノ宮駅。掛川駅、小和田駅など静岡地区でよく見られる、長い板を縦にはめていく「縦羽目板張り」の木造駅舎です。

遠江一ノ宮駅、木造駅舎内のそば屋「百々や」

 今では無人駅になっているのですが、駅舎内の駅事務室跡に「百々や」という蕎麦屋が入っています。出札口跡は元の構造を生かし、なんとそば打ち実演コーナーになっていました。私が訪問した時は残念ながら実演は見られませんでしたが。

 正午という昼食時の訪問でしたが、かなりの人気店らしく、滞在中は常に駅のベンチで人が待っている程の盛況でした。私も名簿に名前を書き、駅を見つつ入店を待ちました。そばは待った甲斐のあるおいしいものでした。ただボリュームが少なめでこんな美味しいそばだったら、大食いな私は知っていたら2名分頼んでいました(笑)(参考までに、隣の人が大盛りを頼んでいたら店員さんが無いと言っていたので、どうやら大盛りは無いようです)

遠江一ノ宮駅「百々や」の蕎麦

昔の施設がいっぱい!天竜二俣駅の車両基地

 そして午後に天浜線フェスタの会場となる天竜二俣駅へ。駅舎と反対側の裏口から構内の隅まで約5分歩き、車両基地に入りました。天浜線グッズなどの物販が行われているテントの前を通り左に曲がると、昔ながらの車庫関連施設が残る一角に出ました。

天浜線車庫構内の木造建築

 車両区の詰所、洗濯場、浴場…。通路の両側に使い込まれた木造の建物が並ぶ様は、何十年も前に戻ったのかと錯覚させられる程で、これが立派に現役で使われいるんだなと思うと感動すら覚えました。もうそのまま映画のセットとして使える雰囲気で、転車台の実演そっちのけで浸っていました。

天竜二俣駅車両基地、浴場

 浴場の内部。今は浴場としては使われていないようですが、大きな湯船が大勢の鉄道員さんの存在を感じさせ、国鉄二俣線の運行拠点だった事を実感しました。

天浜線フェスタ、プラレールのレイアウト

 木造建築の一つではプラレールの大レイアウトがあり、子供たちに大人気!というか、私も他の大人もみんな楽しんでいました。

天竜浜名湖鉄道車両基地、扇形車庫(扇形庫)。 天竜二俣駅車庫内、転車台と扇形車庫(扇形庫)

 車両基地内の転車台と扇形車庫(扇形庫)。木造の扇形車庫は津山駅や豊後森駅などに比べれば小規模ですが、扉などが木造のままで味わい深いものでした。転車台側面には「がんばろう日本」のシールが大きく張られていました。

天浜線車庫構内、さつきが池

 そして個人的に外せなかったのがこの「さつきが池」(笑)。でも、こちらも水が枯れたまま残っている駅が多く、昔ながらの設備と言えるでしょう。子供が池に近づいては「気をつけて」と注意する親の姿が何度も見られました。やはり子供たちの気を引くようです。

 この他にも缶バッチ作成コーナー(有料)、気動車・キハ20、寝台車ナハネ20の見学、鉄道部品オークションなど、多彩な催しがあり多くの親子連れが楽しんでいました。普段、人混みに身を置くのは好きでないのですが、たまにはこういう雰囲気の中にいるのも悪くないものです。この中から天浜線のファンが増えてくれればと思います。

約2時間、車両基地を楽しみ駅巡りの旅に戻りました。

再び駅舎巡りへ

天浜線、気賀駅駅舎

 気賀駅。洋風の雰囲気を漂わす駅舎が残っていました。

天浜線・尾奈駅駅舎

 そして尾奈駅で下車しました。パッと見ると武骨な雰囲気の洋風っぽい木造駅舎です。しかし、ホームが2階位の高さにある築堤上の駅で、駅舎の高さもそれに合わせた造りになになっていて、小さめな駅舎ながら2階建てというかなり個性的な構造をしています。こういう場合は駅舎から地下通路や階段を介してホームに至る構造の場合が多く、珍しい構内構造です。

尾奈駅、駅舎内の階段

 こんなふうに、駅舎の中に階段があります。無人駅となっていて窓口跡が撤去されたり、内装の壁板など改装箇所は目に付きますが、それでも木造の階段など古い造りをよく残していて、この駅舎も登録有形文化財の価値があると思います。

(※関連ページ: 駅と駅舎の旅写真館・尾奈駅訪問記)

 そして、最後に終点の新所原駅。新所原駅と言えば…

新所原駅、うなぎ丼

 駅のうなぎ屋・やまよしのうなぎ丼。食堂の営業時間には間に合わなかったのですが、お弁当の終了時間際にたまたま間に合い、間に合ったとなると駅名物のうなぎ丼を食べたくなるのが人情(笑) まるまる一匹入りの1575円のうなぎ弁当を買いました。

 余談ですが、このちょっと前、名古屋テレビ制作の旅番組、ウド鈴木出演の「うどちゃんの旅してゴメン」で、うどチャンが新所原駅のやまよしに立ち寄ったのですが、生憎と休業でがっかりとした様子が放送されていました。しかも前回、新所原駅に寄った時も休業で、何と2回もフラれるというツキの無さ。その事を店員のおばさんに聞いてみると
「よく知らないけど、いつも休みの時に来るのよね…」と…。

 買ったうなぎ丼はホカホカな内にと、プラットホームのベンチででやさしい風に吹かれながらいただきました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 駅・駅舎へ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ
(ブログランキング参加中!)

Comment

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
作者
myimage

Solano(そらの)
Twitter: @solano14
列車に乗って気まま旅。
或る駅でふと降りて、駅舎や構内をあれこれ観察。そしてぶらぶらと街歩き。
日本全国とたまに海外へ…。

このブログの他に3つのサイトを作成しています。

  • ライブドアブログ

「天竜浜名湖鉄道駅巡りの旅と天浜線フェスタ」

Solanoの鉄旅駅旅ブログ ( ↑↑ )
~鉄道・列車の旅と駅巡りの旅のブログ。列車の乗車記、駅舎訪問記と言った鉄道旅行記、駅に関する気になるあれこれ…~。

© Solano.