Solanoの鉄旅駅旅ブログ

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浜寺公園駅の今~2013年1月~

 先日、南海電鉄の浜寺公園駅に行ってきました。

 浜寺公園駅は明治40年(1907年)築の洋風木造駅舎としてよく知られています。しかし南海本線の連続立体交差事業、いわゆる高架化のため駅舎の今後が論議されてきて、高架化された駅の正面に移築・保存される事になりました。
(※参考ページ、堺市「浜寺公園駅及び諏訪ノ森駅 駅舎保存活用構想」)

 価値を省みられる事無く取り壊される古い駅舎が多い中、こういう結論に至った事はとても嬉しい事です。とは言え、高架化ともなれば周りの風景も含め、ガラリと変わってしまうと思われます。私は、背後にコンクリートの高架が立ちはだかる風景は、この趣き深い洋風駅舎にはきっと似合わないんだろうなぁと思い、やはり今の姿を目に焼き付けておきたいという思いを強くしています。

 浜寺公園駅には何回か訪問しているのですが、夜にはまだ訪れた事がなかったので、撮影には不利と知りつつあえて夜という時間帯を選びました。

夜の浜寺公園駅から見た駅前通り

 到着したのは夜6時過ぎで、すっかり暗くなっていました。列車を降りて改札口の向こうに、車寄せの徳利のような形をした瀟洒な柱を見た瞬間、テンションは一気に上がります。

 どの程度、工事、もしくはその準備が進んでいるのかと気にしていたのですが、駅舎を含め駅そのもににはまだ手は加えられていないようでした。

夜の浜寺公園駅駅舎

 そして正面にまわり駅舎を見ます。夜の闇の中でも気品溢れる佇まいです。

浜寺公園駅で下車した人々

 浜寺公園駅は元々それほど乗降客が多い駅ではなく普通列車しか停まりません。列車が発着する度に十人位の乗客がぱらぱらと出てくる程度で駅は閑散としています。でもこの駅舎とは反対側にも改札口はあるので、実際はもう少し乗客がいるのでしょうが。

区画整理が進む浜寺公園駅前通り

 ここ数年で変わっているのは駅前で、特に駅から浜寺公園までの短い駅前通りの両側は、本格的な工事を前に、用地買収と区画整理が着々と進んでいます。2010年に来た時はあちこちに更地が出始め、今回の訪問ではほとんどの建物が無くなって、高架化工事の日が刻一刻と迫っている事を実感しました。そして、駅前通りの道幅の拡張工事がかなり進んでいたように思います。

 浜寺公園は戦前までは海水浴場もあるレジャーエリアで、付近は別荘も多く建ち一大行楽地としてとても賑わったといいます。初めて訪問した2003年、駅前通りには飲食店や菓子店などの割合が目立ち、当時の名残を感じたものでした。食事をしたり、帰りにお土産のお菓子を買っていったりと、浜寺公園に遊びに来た人々で、駅前のお店はとても繁盛したのでしょう。駅舎が保存される陰で、そんな時代の残り香がひっそりと失われていく様を目の当たりにすると、安堵の中にもどこか寂しさが混じるものです。

(※-railwaystation.jp-関連ページ:「浜寺公園駅、駅舎訪問記(2003年)」)

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