Solanoの鉄旅駅旅ブログ

鉄道・列車、駅巡りの旅など鉄道旅行記、
木造駅舎など訪れた駅、鉄道の気になる話題から駅にまつわる小ネタまで…。
乗り鉄・駅鉄のSolanoが、鉄道の旅についてあれこれ語ります。
日本全国、たまに海外に出没。

※現在、こちらから他ブログへの引越し作業中です。作業はゆっくりで
ご不便をお掛けしますが、記事を改善しつつ着実に進めていきます。
移転先『ある日、旅の空で…【新装版】

留萌本線・秩父別駅で、26人積み残し発生

 2007年5月9日、留萌本線・増毛駅6:22発深川行き4922D列車で、表記の事件が発生しました。
(※当時の記事の見出し:「高校生26人乗れず ドア近くの生徒詰めず」(毎日新聞社))

留萌本線・秩父別駅、駅舎 秩父別駅・ホーム

 問題の事件が発生した秩父別駅

 最初にこのニュースの見出しを聞いた時、あり得ない話ではないかもと思いました。北海道の気動車は防寒のため、客室と乗降口のあるデッキが扉で仕切られているのですが、私の経験では、混雑時デッキに学生がたむろしやすく、ちょっと近付きづらいものさえあり、マナーの無い輩だと詰めないんだろうと想像しました。だけどちょっと待てよ。積み残された方も、始業時間に間に合うように必死な筈だから、意地でも乗ろうとするんじゃないのか…。

 そして記事を読んでいく内に「一両編成」「同駅(秩父別駅)で生徒約55人が乗り込もうと…」という文字が目に入ってきました。終点の2つ手前の秩父別で、単行のこの列車にこの乗客数ですから、先の駅からの乗客も含めると、相当な混雑振りがうかがえ、マナーが悪いからというのが原因かと疑問が湧いてきます。JR側は列車の定員は120人で、当日の乗客は100人弱で、26人が乗れる余裕はあったと言っていますが…。

 そして約一日経ち、利用者サイドの声を伝える続報が出てきました。
「JR留萌線:高校生26人乗れず 「詰めなかった」に疑問の声 混雑原因か」
(毎日新聞社の記事を転載したYahoo!Japanのニュース記事※現在ページ削除)
「9日の同列車は10日の車両より定員が10人少ない別型式の車両だった。」というのは、キハ54形でしょうか?

 沿線の高校2校によると、問題の4922D列車を利用して通学する生徒は約120人との事。それだけで定員ぎりぎりに近く、常に混雑している事が伺えます。もしも、幼稚園、小学校など、他のグループの利用や、たまたま一般の利用がいつもよりちょっと多かった場合など、即積み残しが発生してもおかしくありません。記事中で、不満を述べる利用者の気持ちも理解できます。

 混み合うのがわかっている列車を、単行で運行するJR北海道側の姿勢にやはり疑問を感じます。5月10日の北海道新聞の記事(※現在ページ削除)で、JR北海道の旭川支社が「昨日より乗車人数は多いが、車内は余裕があり、全員乗ることができた。今後も乗車指導を徹底したい」とコメントしているのに呆れさえ感じます。積み残しをあくまで学生のマナーのみを原因にしているように思えます。全員着席にしろとまでは主張しませんが、増結、もしくは増発という混雑緩和の対策はあると思うのですが…。2両で運行するより、1両に詰めるだけ詰め込んでコスト抑制という考えでしょうかね…?

 混雑緩和の対策がなされる事を期待しています。

Comment

じぇいあーる| 2007年05月12日 00:06
定員はサービス定員ですから混雑率100%を超えることは可能であり、協力的にのればさほど無理はないと思われます。
典型的赤字路線にさらなるコスト負担を求めるのは過疎地の交通を守るという観点からすれば逆行する行為でむしろ廃線につきすすむだけではないでしょうか?それでも地元利用者はいいんでしょうか?
過疎地の路線になればなるほど自分達で地域の公共交通の状況を理解し自分達で守る気構えがないといけないといけない時代だと思います。客であると同時に運営側の目線が必要です。都会と違うんです。気の毒ですが厳しい現実を十二分に理解しないといけません。
こういう視点が残念ながら欠けている気がします。
a| 2011年03月07日 09:01
自分は北海道の意見に賛成なのですが、そもそも乗車率100%というのはたいした混雑ではありませんし、実際に詰めれば乗車率250%でも乗り切るわけですから(今回の車両は詰め込みはここまできかないとは思いますが)、乗客側に問題があるのではないでしょうか。
鉄道は乗用車と違い定員はかなり余裕を持った数字ですので。
他のJR路線とあまり運賃水準は変わらないので、少なくとも混雑が首都圏とは全く比較にならない以上、赤字を拡大させるような経営判断は、路線存続の観点からもよろしくないのではないでしょうか?
solano| 2011年03月10日 01:44
レスありがとうございます。
難しい事はあまり解らないながらも、ローカル線を取り巻く厳しい状況は一鉄道ファンとしては認識しているつもりで、短編成化、座席数を減らして一車両の定員を多くして、保有・稼動車両数を減らすなどのコスト削減策なども解らなくはないです。経営が厳しいローカル線だと、そのような車両の導入はおろか、改造さえも難しい状況なのでしょう。
ただ首都圏とか都市圏のラッシュを基準に、この位の混雑は混雑ではないという見方をあてはめる事の方がちょっとと思います。ピーク時は仕方ないとは言え、そのギュウギュウ詰めでの乗車を強いらている状況の方が異常で、それがスタンダートで正しいと見なされるとなると、怖いなととさえ思います。地方によって感覚は違うものだと思います。経営が厳しいとは言え、あまりに乗客に不快を強いるとして、地元の人々はその路線に愛着を感じる事ができるでしょうか?逆に不満と嫌悪感だけが募っていくのではないでしょうか?
ただお二方のおっしゃる事もその通りで、経営判断と快適性のバランスを上手くとっていくのは難しい事だなと思いました。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索
作者
myimage

Solano(そらの)
Twitter: @solano14
列車に乗って気まま旅。
或る駅でふと降りて、駅舎や構内をあれこれ観察。そしてぶらぶらと街歩き。
日本全国とたまに海外へ…。

このブログの他に3つのサイトを作成しています。

  • ライブドアブログ

「留萌本線・秩父別駅で、26人積み残し発生」

Solanoの鉄旅駅旅ブログ ( ↑↑ )
~鉄道・列車の旅と駅巡りの旅のブログ。列車の乗車記、駅舎訪問記と言った鉄道旅行記、駅に関する気になるあれこれ…~。

© Solano.