シティナイトライン2階建て車両デラックス個室、ハンブルグ‐チューリッヒ中央駅乗車記
シティナイトライン、憧れの2階建て車両
ドイツを中心にヨーロッパで運行される夜行列車、シティナイトライン(City Night Line: CNL)は鉄道に詳しくなくても、ヨーロッパ通にはよく知られた存在だと思います。
CNL社はドイツ連邦鉄道、スイス国鉄、オーストリア国鉄の出資で、1995年にホテル並みのサービスを掲げ運行開始となりました。その象徴的な車両が2階建の個室寝台です。2階部分には主にシャワー・トイレ付きのデラックス個室が配置され、1階部分にはエコノミー個室が配置されました。その他、リクライニング角度が深い座席車両や食堂車も特徴的でした。当時、日本ではブルートレインなど夜行列車衰退の兆候は既にあり、そんな中、海の向こうでは、こんなに快適そうでユニークな夜行列車が登場したのを知り、驚きと共に羨ましい気持ちで眺めていました。
- カテゴリー: 鉄道・列車乗車記
- 2014年09月19日